カワガラスの釧路川日記Ⅱ

釧路湿原周辺の毎日を書いています。

プロフィール

hige

Author:hige
釧路湿原、釧路川カヌー、写真撮影やらなんやら萬ガイドを生業にしております・・・日々の諸々をブログに書き留めております・・・お暇つぶしにでもどうぞ・・・。
明るくのんびりがモットーなんですが・・・のんびりしすぎるの声もあり・・・。

最新トラックバック

検索フォーム

QRコード

QRコード

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
comments(-)|trackback(-)|スポンサー広告|--------_--:--|page top

冬前の海で

外はボタン雪で西の空の水平線の一部だけが細く茜の色を見せています・・・・。

昼前は青空が空一杯広がり、寝袋でも乾かそうかと思ったぐらいの空でしたが・・・・・西の空から繭のような雲の塊が姿を崩しつつ広がってきて、それは繭糸の一本一本を海の上でほぐしながら、空を多い尽くすような黒雲に化けていきます。道を濡らすぐらいの緩やかな降りだったのが、今では舗装路もうっすら白くなってきました。

車を海岸線の駐車場に止め崖のほうに行くと、雲の世界の塘池を抜けてきた光は冬色になった海を燻銀色の絨毯に変えてしまっています。
鮭定置網船の浮かぶ海の上を白鳥がくの字を伸ばしたり縮めたりしながら日高山脈方面に飛んでいきます。
どこまで行くのやら・・・まっすぐ向かえば海を越え襟裳先端辺りの方角です。

帰り道、ピックアップに乗ったドライバーがすれ違いに片手をあげていきます・・・鹿猟に向かう友人です。

今年は鹿が増えすぎて問題になっていますが・・・これは毎年のことのような・・・・。
早朝、国道を一本外れると、かなりの頭数を数えることができます。
15日の日は、タッコブキャンプ場に向かう取り付け道路を500Mも行かないうちに雄、成獣2頭を含む雌、子供30頭以上も確認しました。それ以上に驚いたのが・・・野犬です・・・残念ながら首輪をつけていました・・・黒いラブと長毛の雑種・・・まだ人が恋しいか・・・吼えるでもなく・・・車の後をついてくるような素振りさえ見せます。鹿の増加、温暖化の影響もあるでしょう・・・外で生きていくのも以前ほどきつくはないのでしょう・・・今年の夏は、溢れるほど水が多かった湿原内でも野犬を確認しました・・・去年確認した固体と同一固体でした。

今年の冬が暖かい冬なら鹿も多くが越冬し、それを餌にする野犬や羆も又、増えるでしょう・・・湿原北部では鹿猟の残滓に憑いた羆がいるかもしれないと聞きました。
餌があれば動物は増えます・・・これは当たり前のこと・・・鮭の遡上数が増えれば、稚魚が増え、それを餌にする翡翠やヤマセミも増えていきます・・・こんな増加なら大歓迎ですが・・・。野犬や鹿、羆はそう簡単に喜ぶわけにはいきません。それぞれが増えすぎると問題を抱えています。大雪が殆ど降らなくなった北海道の道東地方・・・増えすぎた鹿や野犬などを人為的に減らす事は不可能に近くなっているような状態になっているような気がしています・・・頼るのは大雪や寒波などによる自然減少かなとおもいますが・・・残念ながら神頼みですね。

                         kum_convert_20091118205321.jpg

                      um_convert_20091118205426.jpg


comments(16)|trackback(0)||2009-11-18_20:00|page top

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメントの投稿

非公開コメント

こんばんわ
穏やかな海に見えますね。
その上に広がる雲は冬の訪れですね。

でも、自然は美しいですね。

厳しい冬が直ぐですね。
でも、暖冬のようですね。
鹿の問題は大変ですね。
鹿が増え、野犬も、オヤジも・・・
一つ崩れると次々に問題がおきそうですね。
素敵な神がいるといいですね。
オコジョさん おばんです。

餌があれば動物は増えていきますね・・・鹿の場合、餌は無尽蔵に近い程ありますから、恐ろしい数まで増えるのではないでしょうか・・・?。

青森の下北にまで鹿がいるようになったそうです・・・エゾシカが海を渡った物か・・・温暖化で生息域が北へ広がったものか・・・どちらでしょうか・・・・?。
こんばんわ。
こちらでは温暖化は野生動物で感じることができませんが、年々雪が積もることが減ってきました。
子供のころは一冬に数回ほど雪合戦ができたり、仕事に行く時に積もった雪に滑りそうになりながら歩いてました。
最近はそうゆう事がほとんど無くなりました。。。i-181
打って変わった景色・・・
ひげさん こんばんは

ほんの少し前までは ため息が出るような素晴らしい空や海だったのに、怖さや不安すらを感じさせるような色、静けさですね・・・。

破壊されつつある環境を、生態系の変化が暗示しているのでしょうか・・・。自然の厳しさも大切な事だったのですね。 

子供たちの未来へ悪いツケを残さないように、私たちのできることから自然を守る努力を忘れないようにしなければと心から思います。
幻想的な空と海。
光のスポットが不思議な世界ですね。
野犬を川下りの時に見たのでちょっとお話が共有できた気分で嬉しいです。
でもお話は深刻ですね。
ひげ様、お晩です。
暖かさを感じさせるような差し込む陽光、でも本当は寒いのね。
鹿や野犬の増加・・・生態系のバランスをいい塩梅に保つのは難しいですね。
湿原の乾燥化
それだけでなくウン十年前は深山の大規模伐採や鉱山で栄えた町などあって、野生動物の生息を脅かすものであったでしょう・・・
産業構造の変化で、人口数千人以上の街から突然人が去って原野に戻っていったり、離農した後に放置された耕地や牧草地・・・(放棄されてなくても牧草地は鹿さんの天国だが)。
林業の衰退とともに消えていった森林軌道・・・。
人の手が入らなくなったところでは代わりに野生が息づいている。
鹿さんや羆さんのことは彼ら自身に委ねるしかないでしょう。
でも、飼い犬は捨てちゃいけないですね。
tacacoさん おはようございます。

温暖化・・・一口で言ってもなかなか実感される事がないですが、確かに色んな気候の変化が見えますね。
雪合戦・・・積もるのいつかな・・・?。
きつつきさん おはようございます。

見た目には、それほど変わらないのですが・・・よく見ると???なことが多いです。
今年の湿原は以上名ほど水が多い・・この季節でこの水位・・・いまだ記憶がありません・・・来月冷え込みを期待しています。

今日の写真は急激な天候変化が見せてくれた・・・ちょっとしたスペクタルでした・・・・そんな寒くはありません。
kazumiさん おはようございます。

カメラをのぞきながら・・・こんな絵になってくれるやろう・・・とシャッターを押しました。

野犬・・・そうでしたね・・・kazumiさんが下った時もいましたね!!。あれとは別の犬たちです・・・捨て犬・・・いつもは夏休み後などが多いのですが・・・・・。

orangeさん おはようございます。

予想です・・・orangeさんは教鞭をとっておられるのでは・・・。笑)
まさに北海道そのもののコメントです。

町場にいる人にはわかりづらいかもしれませんが、エゾシカはかなりの数が増えてきています・・・実感です。
大変ご無沙汰しています。
釧路の気候はそんなにも厳しいのですね。まだ冬は先なのに。

湿原内に野犬がいるという事実を初めてここで知りました。
驚くと同時に何とかできないものかと … 。

写真がすばらしいです。自然界からの贈り物のように綺麗です。
らいとさん おはようございます。

そうですね・・・厳しい世界に見えますね・・・。
でも住んでる本人は、そうも思っていません。

野犬とて生きています・・・生きている以上は餌も食べますし、子孫も増やします。
狼の役割を果たしていくのかもしれませんね・・・。
こんばんは
5時ですが、もう真っ暗になりました。↓の夕焼け、追加の分も素敵です。実際の色がでないですかぁ・・・、もっともっと感動する色なんでしょうね

犬を飼う人間として、野犬の話は辛いですね。首輪が付いていれば尚更、人に飼われた温もりを覚えているはずです。山で野犬に会うのは猪や熊に会うより怖いかも知れません。特にこちらが犬連れですともっと怖い気がします。野犬狩りをすれば、行き着く先は・・・
どういう事情で野犬になるのかはわからないけれど、猟犬でしたら迷子になっても絶対に探して連れ帰って欲しいですね。こんな場所に捨てるのは論外です・・・・・
わ!
すっげ きれい!!
われもこうさん おばんです。

青と白と灰色と・・・・何ともいえない空の色なんです。

野犬は確実に増えています。
野犬狩りは湿原では不可能に近いと思います。
去年、丹頂と鹿を追っていた場面を見ましたが、昔、見た野生の王国そのものでした。
りりさん おばんです。

今時季、天気がいいと海は一日光り輝いています。

昨日は5分待っていたらこの景色の仲を白鳥が・・・・・・。残念・・・・・・・。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。